“北の地獄”を観ながら感じること…
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“パリ~ルーベ”通称“北の地獄”。コースの大半がバウ゛ェと呼ばれる独特の“石畳”。
このレースは、どうみてもロードレースとは言い難い。シクロクロスかクロスカントリーレースだ。
と言っても250キロのワンデーレース距離なのに登りらしい登りはなく、“バウ゛ェ”・路面からの振動が加わり、体力どころか精神もガタガタになり集中力が低下しバイクコントロールすらおぼつかなくなる超過激なレースなのである。もちろんレースに参戦しているライダーは超1級のスーパーライダーばかりである。この「地獄のレースパリ~ルーベ」は今年で101回目となる。
“ジロ”、“ツール”もすごいがこの“パリ~ルーベ”は狂っていると表現した方が正しいかもしれない。こんな狂ったレースが100年以上も行われている、ヨーロッパのバイクレース文化は恐ろしい。でも、100年も前からだと当然その頃の路面はアスファルトである訳もなく、ロードレースと言っても石畳や未舗装の砂利道が当たり前な訳で…
逆に今の方が舗装路面が多くなり機材も進化した訳で…
とまあれだ、“クラシカルレース”はライダーにとって地獄であり狂っている訳で、でも僕等ファンには狂喜乱舞させるエキサイトなレースであることは確かである。
ライダーやバイク環境の整備だけではなく文化や地域の人達を育てる事が“クラシカルレース”を長く永続させる原動力になっているのは間違いない…
やっぱり日本とは違うよね。うらやましい一言である…
by rastamanbmx | 2009-04-14 22:07
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