そんな、リタも苦しんだ時期がありました・・・ 「俺はダメな人間だ。 また体の調子が悪い事を言い訳に休んでしまった。 確かにまだあまり体調が良いと言える状態ではないけど、学校に行きたいと思うけど… 学校は嫌いじゃないけど行きたくないという気持ちが出てくる時がある。 今の俺はその気持ちにすぐ負けてしまう。そして今、学校に今日行かなかったことに後悔している。 今の俺は感情のコントロールが上手に出来ない。すぐ怒るし、すぐ泣くし、すぐ喜ぶ。 何だか本当の自分はどこにいるのか分からなくなる。もやもやした霧がずっとかかってる。この霧はいつ晴れるのだろうかと思うと嫌気が差す。そしてまた今、何を書いているのか訳が分からない。この俺はどうすればいいのだろうか。 恐くてたまらない。 今の自分のままではダメになっていくのが目に見えるから。 だけどそのダメな自分を捨てることが出来ない。どうすれば強い人間になれるのだろうか。 ママが亡くなって俺の心にデカイ穴が空いた。 何だか現実身がない。 ママが癌になった、と言われた時からずっと夢を見ている気がする。何だかあまりにもあっけらかんとしすぎて余計にそう感じる。 あ~どうすればいいんだ。分からない。 頑張るしかないのはわかっている。わかってるけど…何だか俺だけがどんどんダメになっている気がして、余計に一人ぼっちになっている気がする。周りに立派な人が多すぎて立場がない。こんなダメな自分と向き合うのが怖いんだ。恐くて恐くて仕方がないんだ。 一日一日過ぎていくのがものすごく早く感じたりする。 今の俺は退屈なのかな? 今の自分の心に何が足りないのか分からない。 こんな文章を沢山書いても俺の心を何も満たさないのは分かっているけど何か書けば少し楽になる気がしただけ。それだけ。 この心の霧をぶっとばすような物に出会ってみたい。それが何なのか知りたい。できるだけ早く、1分でも1秒でも早く見つけたい。 BMXに乗っている時は心が晴れる。あれは最高だ。でもここ2ヶ月ぐらいはそれを感じない。 あ~暗。 どうすればいいんだ…」 リタの中学生活は母親の癌告知から始まった… 母親と一緒に闘い、苦しんだ… この“手紙”は母親の死からしばらくして僕に宛てられたものです… Markoさん、あなたの息子はあなたの感性をしっかり受け継ぎ優しさと思いやりを持った立派な姿で義務教育を終えていきますよ… 見ててくれてますよね… 最後の通知表には担任の先生からこんなメッセージを頂いています… 「卒業おめでとうございます。 どんな状況でも、冷静さを欠くことなく、前向きな意見を多く出していました。リタ君を頼りにしている級友は多いです。目標に向かって努力を重ね、学習面でも大きく力を伸ばしました。高校生活でも、中学校での経験を生かし、更に向上することを期待します。」
by rastamanbmx
| 2009-03-06 11:11
| KIDS
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